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2006年 03月 17日
昨日みた映画
Il sogno della farfallaの中の1場面 主人公と、そのガールフランドが、motorino(スクーター、バタバタという音をさせていたからそうだと思う。 やたら印象に残る音だった)にのって、何の目的もなく、あちこちを訪ねる箇所がある。 そのなかのひとつ。 身体障害や、知能障害と、明らかにわかる集団に取り囲まれる。 彼等に向って、 Non ho nulla da darti.(あなた方にあげるものは何もないのよ) という。ここで初めてこのガールフレンドが、口がきけることを発見。 それまでの場面では、一言もセリフがなかったから。 で、この取り囲んだ集団のことを「ロマ人」と訳していた。 映画の中で、何回か耳にするので、調べてみた。 ジプシー、ジタン、チゴイネル。ツィガーヌ、ズィンガロ ジプシーという言葉で知られている彼等が自分達のことをロマ人とよぶそうだ。 昔、流行ったカンツォーネ、 「恋のZingaro」 Avevo una ferita in fondo al cuore, Soffrivo, soffrivo... という歌詞が浮かんで来た。 サラサーテの「チゴイネルワイゼン」これも、ジプシーのことを扱ったものだったのね。 ♪タララララーーーン、タラララララーーーン、...♪ せつない、ヴァイオリンの音色。 で、検索してみた? はっ? 競馬馬の名前でたくさんヒット。これは違う。 Zigeunerweisen これだな。 Zigeuner: gipsy のドイツ語 weisen: 方向をあらわす語とともに、「出ていかせる」 Einen Schueler von der Schule weisen. (ある生徒を学校から退学処分にする) ということは、 「チゴイネルワイゼン」とは、ロマ人を追い出す曲なのかしら? こういうことやってると、パソコンの前に、つい、座り込んでしまう。 蛇足: 1994年製作の映画、ロマ人をこのように、表現しても、問題はなかったのかしら? 美しき虜←この映画にも、主人公が惹かれる、美形の才能豊かな、ロマ人がでてくるが、ロマということで、ひどい扱いを受けていた。
by canterina
| 2006-03-17 11:58
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